木部塗装

木造住宅や木造建築と言われているように、建物には多くの木材が使用されているもの。
モルタル外壁や屋根材以外にも、当社では木部の塗装も承っています。

外壁や鉄部とは異なり、木材はその素材の特徴から、塗料や仕上げの種類もたくさん。
当社にご相談いただければ、木材の特徴に合わせて最適な木部塗装をいたします。

また、塗料には自然由来成分で出来たものもあるため、シックハウスやアレルギーに敏感な方にも、居心地の良い空間をお届けできます。

 

木材の特徴

□ 調湿機能による伸縮性
木材は調湿機能を備えているため、湿度の関係で伸縮します。

□ 生活に身近な場所で使用される
コンクリートや鉄部などと比較した際、生活空間である内部のフローリングや建具など、触れる機会が多い場所に使用されます。

□木目の意匠性
木材は木目(板目・柾目・杢目)をもち、それ自体をデザインとして捉えることができます。


上記3つの特徴から、塗料の種類や仕上げ方がいくつか存在します。
調湿機能を妨げない「浸透型塗料」、木目を活かした「クリアー仕上げ」、木目を消さずに着色される半透明の「着色仕上げ」など、どこを重視するかを選ぶことが可能です。

 

木部塗料のタイプと種類

□ 造膜タイプ
木材表面に塗膜をつくるため、耐水性・耐久性が高い点が特徴。
一方で、木材の質感が失われたり、塗膜の割れや膨れを引き起こすため、メンテナンス性が良くないといったデメリットもあります。

主な塗料の種類
【合成樹脂塗料】
・油性調合ペイント
・合成樹脂調合ペイント
・フタル酸樹脂塗料
・アクリル樹脂塗料
・ウレタン樹脂塗料

【天然樹脂塗料】
・漆
・カシュー塗料
・セラック樹脂塗料
・自然塗料


□ 含浸タイプ
撥水性や防カビ性を備えているものの、表面に塗膜をつくらないため、造膜タイプよりも耐水性・耐久性は劣ります。
塗料を木材に染み込ませるタイプのため、触った際の質感は木材のままです。
また、メンテナンスサイクルは短いものの、塗膜の剥がれや膨れといった症状が出ないため、重ね塗りで対応できます。

主な塗料の種類
【石油化学合成塗料】
・木材保護着色塗料

【天然油脂塗料】
・柿渋
・自然塗料

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